ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か
エリヤフ・ゴールドラット 著
三本木 亮 訳
ダイヤモンド社 2001年
とあるメーカーの工場の再生の物語です。
工場はフル稼働で、みんな常に動いているけれど、
納期遅れが生じ、在庫も山のようにたまっている。
工場は閉鎖の危機だ。
そんな中、判断基準の転換が行われる。
企業は利益(お金)を生むのが目的であり、
工場から出荷し、販売することで儲けになる。
出荷できる量は、ボトルネックに左右される。
前工程で、ボトルネックで処理できる量以上に生産しても
それは工場の出荷量の増加には役立たない。
無駄な仕掛品を作るくらいなら、遊んでいた方がよい。
物語形式なのがよかったです。
本書のテーマは、「生産の判断基準を転換すること」であり、
物語調に擬似体験しながら、判断基準の転換を味わえました。
一生懸命やっているけれど、うまくいかないとき。
そんな時は、そもそもの判断基準がよくないのかもしれません。
いったん離れてみて、見つめなおしてみるといいかもしれません。
本書の主人公の工場長も、丘の上から自分の工場を眺めて、ビール片手にピザを食べてます。
人間活性化の観点から考えると、
「人は前進している時、元気になる」
ということが挙げられます。
工場の再生を通して、気持ちが前向きになっていきます。
これは決してフィクションではなく、本当のことだろうと思います。
社内でこの本の話をすると、
「奥さんと仲直りする話よね。」
「ボーイスカウトでハービーと歩く話よね。」
と、サブのストーリーの方が印象深いようでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿