2012年12月31日月曜日

人間活性化モデル Ver.1.2

人間活性化の書籍のレビューも30冊となりましたので、人間活性化モデルを再考しました。
先日30歳となり、また、読書も続けてきましたが、このモデルはまだまだ未完成ですね。
いわゆる「人間学」に近いと思います。
知識・経験ともにまだまだ努力です。

以下、人間活性化モデルVer.1.2です。

■人間活性化の定義

人が活性化している状態とは、

・意欲、活力、気力、元気、やる気がある

・いきいきとしている

といった状態であること。



■人間活性化のモデル

「環境」を「認識」することで「反応」がおきる。

「活性化認識」をすることで「活性化反応」を示す。

「不活性化認識」をすれば、不活性状態となる。


人の状態は、
1.活性化状態
2.通常状態
3.不活性化状態
の三つあり、それぞれの状態を遷移する。


1.活性化状態・通常状態の時には、「活性化反応」および「不活性化反応」を示す。
つまり、元気な時や通常時は、元気が継続することも、急に元気がなくなることもある。

2.不活性化状態の時には、「活性化反応」は示しづらい。
まずは、不活性化状態となった原因を取り除き、通常状態になるのがよい。
つまり、元気がない時にはいきなり元気な状態にはなりづらい。
まずは、悩みの原因に対処し、通常状態になるのがよい。


反応の発生は、

1.「環境」が変化する
2.「環境」はそのままで、「認識」が変化する

または、

3.「環境」を同じように再度「認識」する

ことで、生じる。



「環境」の内容

・自身の肉体
・家族
・友人
・職場
・地域・社会
(インターネットでの繋がりを含む)



「活性化認識」の内容

(下記の認識があったとき活性化反応がある。)

・行動や存在に意味がある
・成長している
・感謝
・他者とのつながり
・影響を与えることができる
・役に立っている、必要とされている
・与える喜び
・期待されている
・自己決定できる権限がある
・自由度が高い
・課題が克服可能である、成功が見込める
・主人公である・参加している・充実している
・希望、可能性がある
・目標に近づいている
・楽しい


「不活性化認識」の内容

(下記の認識があったとき不活性状態となる)

・搾取されている
・利用されている(道具扱いされている)
・意味がない
・失敗しそう
・あきらめ、解決できない
・居心地の悪さ
・憎しみ、不毛さ、矛盾している
・時間とお金を交換する感覚
・同じことの繰り返している
・期待されていない、期待が高すぎる
・やりたくない



活性化反応の具体例

・レースの自己記録を更新し、自分の能力が高まっていることを感じる。

・つらい時などに家族の支えを感じ、強いつながりを感じる。

・友人から誕生日を祝ってもらい、大切に思われていることを感じる。

・仕事に取り組むチームの息が合い、それぞれが役割を果たしていると感じる。

・出産時の費用が補助金や保険からまかなわれ、社会的にサポートを受けていると感じる。



■直接的な人間活性化のための方法

1.目標・目的にチャレンジする。

2.人、植物、動物を育てる。

3.人とのつながりを図示する。
 (例えば、自分を中心として、家族、友人、職場、その他のつながりの人名を書き、自分と線でつなぐ。
 人とのつながりを認識することで、活性化認識がある。)

4.好きなキャラへのなりきり、コスプレをする。また、快活なフリをする。

5.好きな音楽を聴く。好きな歌を唄う。

6.祈る。

7.生や死を意識する。心と心が触れ合う。
 (感謝を認識しやすくなる。
  しかし、強すぎるショックはエネルギーをなくしてしまう。
  例えば、マラソン等の肉体の限界に挑戦する、スピリチュアルな体験をする、等。)

8.目の前の悩み・憎しみに適切に対処する。やぶれかぶれにならない。
 (無視するとか、問題を問題でなくすという対処法を含む。
  原因を除去し、不活性化認識の回数を減らす。
  今の自分には、小さな幸福が何があるか考える。
  不活性の状態では、まず通常状態に戻さないと、活性化反応が生じづらい。
  例えば、ブラック企業を辞めること、DV男から離れること、等。)


■間接的な人間活性化のための方法
 (反応を大きくする触媒のイメージ)

1. 日記を書く、コーチをもつ。
 (環境を認識する機会を増やす。
  ただし、認識する期間が短すぎてもダメ。
  コーチングにより活性化認識に目を向けやすくなる。

2. 目標・目的を明確にする。
  (目標が明確になることで、認識の感度がよくなり、目標に近づいている感覚を得やすい。)

3. 複数の目標・目的をもつ。
 (一つの目標だけでは、成長が伸び悩む時期もある。
  複数の目標・目的をもつことにより、常にいずれかの目標・目的に近づくことができる。)

4. ロールモデルをもつ。 
 (目標への道筋が明確になり、目標に近づきやすくなる。)

5. 同志・仲間をもつ。
 (目標達成の支援となり、目標に近づいている感覚を得やすい。
  自分のことを話せる相手がいれば、話すことで元気が出てくる。)

6. ライバルをもつ。
 (対抗心より行動量が増え、目標に近づきやすくなる。)

7. コミュニケーション力を高め、人間関係をよくする。
 (円滑ないいコミュニケーションはエネルギーを高める。
  よくないコミュニケーションはトラブルを増やし、エネルギーを減らす。)

8. クリティカルシンキング・ロジカルシンキング(論理展開、因果関係、MECE、ロジックツリー、フレームワーク)を身につける。
 (活動が適切になる。認識が適切になる。)

9. 職場における権限移譲をうける。
 (組織内での自己決定感が増す。)

10. いい仕事をする。
 (いい仕事は活性化のチャンスが多い。
  仕事をすることで、生活の安定、連帯感、自己成長感、自己効力感、達成感、他者の役に立つ実感、などが得られる。
  自己実現に向かうことができる。
  「誇ることのできない仕事」や「人間性を奪う仕事」等は避ける。
  がんばっているのに成果が出ない場合は、何かがかみあっていない可能性がある。
  コンサルタントやコーチにより、修正するのもよい。)

11. 自信をもつ。自立する。心のエネルギーを高める。今の自分を愛する。満足のいく生活をおくる。睡眠・運動・食事・治療等により、健康度を高める。
 (不活性化認識への抗体ができ、不活性状態になることを予防できる。
  エネルギーが高い方が、活性化認識を促進する。)

12.勤勉になる。
 (個人的な実感ですが、人生を諦めたり易きに流れると、幸運や元気さも抜けていく気がします。)

13. 「環境」に対する理解を深める。
 (仕組みや歴史を知ることで対処の選択肢が増え、諦め感が減り、
  自己効力感が高まることで、不活性状態になることを予防できる。)

14. 欲求を抑圧しなくていい環境を作る。仕事をいやいやしない。
 (欲求の抑圧はエネルギーを減らす。)

15. 忙しくなりすぎない。
 (自他への余裕・ゆとりがなくなる。)


■活性状態が持続しない理由として考えられるもの

活性化反応は短期間で消える。初回の反応で1日程。2回目以降は半減していく。

人間は学習するので、同じ環境に対する活性化反応はマンネリ化により小さくなっていく。

(ただし、今後のヒントとして考えられるのは、外から得るモチベーションと、内から出てくるモチベーションでは活性化の効果が違うのではないか。)


■人間活性化のためにあったらいいなと思うもの

定期的に、自分にとって元気がでる言葉が届くシステム。
例えば、「うちの子が○○できた!」「○○で活躍して、スポットライトを浴びた!」「○○に合格した!」「○○さんから△△だねと言われてうれしかった!」などの言葉。
システムに、メールアドレス・言葉・届く頻度(1か月~1年)を設定すると、忘れた頃に、自分が元気がでる言葉が届く。
日常の中で、元気が出たら、どんどんシステムに追加していくことで、自分が元気が出ることのデータベースにもなる。


■今後の課題

・活性化反応の持続期間はどのくらいか。

・活性化反応の個人差はどのくらいか。

・上記の活性化反応の促進方法の効果はどれくらいか。

・現在の活性レベルを測るチェックリストの作成
 →評価の高低により、活性化認識・不活性化認識の要因となっていることがらを明らかにし、伸ばす要因・改善する要因を判断する。

・モデルが実際に検証する段階にきている。
 (誰かの実感を尋ねる、ディスカッションする。)
 (心理学実験を行う。)
 (実証する。上記の直接的・間接的な活性化方法を多くの人に実践してもらう。)

以上です。

また、本を10冊読んだ後に、活性化モデルについて、考えたいと思います。
人間活性化モデルについて、いいアイディアや感想がある方は、コメントをいただくか、playingcanon■yahoo.co.jp(■には@を入れてください。)まで、メールいただければと思います。

2012年12月30日日曜日

横道世之介 (その他)



1980~90年代くらいのとある東京の大学生が主人公。
青年の大学入学からの一年を追いかけた等身大の青春。

時に現代の状況が挿入される。(約15年後くらい?)
それぞれ今の人生を生きている。
当時の彼との出会いで、少しだけ人生が変わって、今の自分がいる。
ただ、今となっては、彼のことも思い出さず、そこで人生が変わったことも忘れ、今を生きている。

ふとしたことで、彼を思い出す人もいるし、思い出さない人もいる。
人はいろいろなことを忘れていくけれど、それは悲しいことでもあるのだと思う。

「スキだらけなところが世之介らしいところ」
と言われる主人公は、無防備だったり、おっちょこちょいなところが人付き合いでプラスになっているのだろう。
でも、自己中心的なところも強く、友人の家で寝泊りしたりもする。

世之介を見ていると、なんだか猫のような奴だと思う。
己の都合で、あっちこっちを移動しているけれど、気づいたら身近でゴロゴロいっていることもある。
なでると手触りがいい。
だけど、また、プイッとどこかへ行ってしまったりする。

本を読み終えて、世之介を思い起こすと、友達の家や公園で、猫をなでて触れ合った後のような心温まる読後感がある。

登場人物たちは、
「磨けば光る原石の磨く前の姿」
とでも、いうのか、キラキラしているのではないけれど、内側に秘められた輝きを感じとることができる。
作者はけっして宝石の描写はしていないのに、読者は心の中に宝石の輝きを感じることができる。
こういう“輝き”の伝え方もあるのかと思う。

吉田修一の最高傑作とのこと。
本屋でサイン本として売られていたのと、最高傑作という言葉につい衝動買いしてしまう。

文体がたんたんとしているためか、大きな感情の起伏がないまま読み終えてしまった。
映画化され、2013年2月23日全国ロードショーとのこと。
どんな風に描かれるのか楽しみである。

番外編:花粉症対策


体の調子がいいことは、活性化の基本です。
体調不良の時には、何か明るくなることをしようとしても、あまりいい気分にはなりません。
そんな時は、体調を元に戻すのが先決です。
そして、体調不良を事前に避けることは、さらに重要です。

年が明けるとすぐに花粉症の季節が始まりますね。
私は10歳頃から花粉症に悩まされています。
そこで、今回は、花粉症対策をご紹介します。

これは、情報処理試験のための「宿題メール」(リンク)のジャン先生より教えていただきました。

その花粉症対策方法とはずばり、就寝前に白湯を飲むことです。

花粉症の症状があらわれる鼻の内部は、体の内側です。
そこには「腸」の影響が強くあらわれます。
腸が傷んでいると、花粉症の影響も強くなります。

腸は食事の度に傷ついています。
消化とは、相手を取り込むための一種の戦いです。
そして、夜、眠っている間に腸は戦いでの傷を回復させるのです。
その回復を助けてくれるのが白湯です。
白湯を飲み、腸を温めることで回復効果は高まります。
また、白湯を飲んでも腸が消化のためにはたらくことはないため、回復を妨げることはありません。

ただ、注意点として、何か病気があったりすると、体が強く反応して、翌日38度近い熱が出る人がいるそうです。
そのため、まずは、日中に白湯を飲むところから始めると安心です。
また、腸のためには、冷たいものは飲まないことも重要です。

私自身は、花粉症だけでなく、普段から腸が弱いため、今から試してみようと思います。

花粉症が少しでもやわらぎ、春をたくさん楽しみたいと思います。

コンサルティング・コーチング (30/100)



30冊目は、
コンサルティング・コーチング
中小企業診断におけるコーチング・スキルの活用
(社)中小企業診断協会 編
2001年 同友館
です。

本書は、コンサルタントがコーチングをおこなうための手引き書です。 
コーチングは対人スキルであり、コミュニケーション同様、練習が必要です。
身体記憶・作業記憶に近いと思います。
わかるとできるは違うため、本書を読んで終わりではありません。 

コーチングは人材育成や課題解決に有効なスキルであり、経営者はコーチングを必要としている人の一人です。
コンサルタントはコーチの役割を担うことでも可能で、そうなると、経営に与える効果はさらに増すと考えられます。 
コンサルティングとコーチングの違いは、コンサルティングは「与えるもの」、コーチングは「引き出すもの」、であり、相手の状態により使い分けます。
(ちなみに、本書では、カウンセリングは「探るもの」とのことです。) 

本書は、軸足はコンサルティングにおいてあり、そこへコーチングという付加価値のつけ方をまとめています。
 コーチングの質問例も、あくまで経営コンサルタントとしてのものが多く紹介されており、実践する時に役立ちそうです。
コンサルティングとコーチングを合わせる時の調整として、本書は役に立ちそうです。


人間活性化の観点から、本書をみると、 P64、「相手の心理状態に応じて使い分ける」 という、箇所が特に参考になりました。
 どういうことかというと、相手の状態を下記の4つに分けています。
1.行動状態(すぐに動ける)
2.可動状態(なかなか動けない)
3.不安状態(不安がありじっくり考えられない)
4.精神障害

それぞれに有効な手段として、
1.行動状態=コンサルティング・コーチング
2.可動状態=コーチング
3.不安状態=カウンセリング
4.精神障害=心理療法
となります。 

つまり、本書では、相手が2の可動状態であれば、いきなりコンサルティングを実施するのではなく、コーチングにより、1の行動状態に移行してからコンサルティングを実施するのが有効だと述べています。 
この考え方は、人間活性化についても同様だと思います。
活性化モデルにおいて、活性化反応を、コンサルティングとコーチングのように分類はできていませんが、「与えるもの」と「引き出すもの」といった違いはあると思います。 
現状が行動状態にあるのか可動状態にあるのか、はたまた不安状態にあるのか精神障害にあるのか、知ることが重要だと思います。
不安状態であれば、カウンセリングが重要であるように、その原因の除去が必要です。 
人間が活性化している状況は、行動状態だと思います。
今、不安状態なのであれば、まず可動状態を目指し、そこから行動状態に移行していくのがいいと思います。
人間活性化モデルがより精緻化されたと思います。 


最後に印象に残った言葉を引用します。 

P8.コーチと経営者の間には利害関係がまったくないため、経営者はコーチには本音を話し、本音を話せる相手が見つかった経営者は、見違えるように変わってくるケースが多い。

P15.人は誰でもよい仕事をしたいと思っている 

P53.コンサルタントは自身の持つノウハウや改善策をクライアントに提供するのが仕事ではあるが、時には、問題解決のために積極的に話を聞こうという姿勢や、みずから相手に近づこうとする姿勢をとることが必要である。 

P74.自らゴールを定め、とるべき行動を選択した経営者は、ほとんどの場合、十分な成果をあげている。これは本人が出した答えに「当事者意識」を持って臨むからである。 

P78.中小企業ならではのコーチング・メリットも大きい。中小企業は全社的に影響を与えることが可能であり、コーチングを応用した成果が得られやすいと考えられる。

2012年12月29日土曜日

二宮金次郎 (29/100)




29冊目は、
二宮金次郎
和田 傳 著
2003年 童話屋
です。

小学校の校庭で出会ったことのあるであろう偉人の伝記です。

伝記というのは、大人になってからの方がよくわかる内容があったり、新たに勉強となることもあるものですね。
久しぶりに伝記というものを読み返して、そう思いました。

二宮金次郎(尊徳)は、子どもの頃から、よく働き、よく学びました。
大人になってからは、人のために尽力しました。
やるべきこと・できることをしっかりやり、易きに流れませんでした。
貧しい者・弱い者への優しさがありました。
さすが、伝記となる人物ですね。

その理由として、二宮金次郎自身が子ども時代は貧しかったということがあります。
貧しさを克服し、子どもの頃は先祖からの家を再興するという責任感をもっていました。
それが、よく働く・よく学ぶというモチベーションの源泉となっていたのでしょう。
また、母親に学があり、貧しくなる前には四書などを読み始めていました。
それが、二宮金次郎と学問をつなげることになりました。
そして、学ぶ中で、人の道を知り、強い者・富める者は、弱い者・貧しい者をたすけいつくしむものだという考え方をもっていきました。

コンサルタントの野口吉昭氏は、二宮尊徳は日本で始めてのコンサルタントではないかと称しています。

二宮金次郎(尊徳)のコンサルタントとしての知恵には下記のようなものがあります。

・小を積んで大を為す。(貧しい子どもの頃、捨ててある苗と小さな土地で米を作った。)

・歩きながら、働きながらも、勉強する機会を見つける。(例の薪を背負った像)

・子ども時代の川普請で、大人並みには働けないので、労働者のためにわらじを作った。(間接的に役立つ。)

・現金がない人にも貸し売り(掛売り)することで、得がとれる。

・入るをはかって、出ずるを制す。(入ってくる金の範囲内で、分に応じた生活をする。)

・五常講(仁・義・信・礼・智 講の仲間は月々お金を出し合って積立金を作る。そこからお金の必要な仲間に安い利息で貸し出す。)

・荒地を開くには、荒地の力でやる。

・報徳(徳をもって徳に報いる。人間の徳、真心と努力と勤労をもって、天地自然の徳に報いる。)

・秋なすの味。(夏のはじめに食べたなすが秋なすの味がするからと、凶作を感じとり、対策として年貢を減らし、ひえを作らせた。)

・国にして三年の蓄えなきは国にあらず。(礼記より。)

・飢饉のときは上に立つものから死ね。(土地と人民があって、領主や重臣がある。)

・人の道。(「衰微のあらわれるには、かならず、その根元がある。富者となるも、貧者となるも、かならずそのいわれがある。それは道の盛衰があるからだ。道とは、それは人道だ。強いものが弱いものを、たすけいつくしむことだ。」)

・馬の食わぬ豆。(紙に書いた豆では食べられない。実際に役立つ生きた学問をする。)

・政治というものは、取ることと、ほどこすこと、この二つのほかにはない。

・すべて天下の田地は、いく百万町歩あろうとも、すべてみな一くわずつたがやし、一かきずつかりおさめるもの。

・人がまさに死のうとする時は、そのいうことは善である。


二宮尊徳を詳しく知るには、「二宮尊徳全集」「報徳記」「二宮翁夜話」「二宮尊徳伝」などがあります。

二宮尊徳は、農民の出身だったために、藩の立てなおしを命じられた時には、武士である部下の反発もあり、力をうまく使えませんでした。
能力を認めず、出自や肩書きで評価する者が多いのは、今も同じです。
能力を見極められるよう、人を見る目を養いたいと思います。

人間活性化の観点から考えると、二宮尊徳のように人の役に立ちたいと思います。人が幸せに元気に生きれるよう役に立ちたいと思います。

また、天は自らたすく者をたすくといいますが、勤勉さや易きに流れないことは重要だろうと思います。
人生を諦めたり、流したりすると、幸運や元気さが抜けていってしまうように感じます。

また、人の道として、強い者・富める者が弱い者・貧しい者をたすけいつくしむことの重要性が書かれていますが、これは、ノブレス・オブリージュのようです。
人の道を踏み外さないことは、本人にとってもエネルギーになるのだと思います。


2012年12月28日金曜日

番外編:聴くことの力

「人は話すことで元気に」なります。
これは、地域活動をされている大先輩からお聞きした言葉です。

苦しいことは人に話すと半分になるし、うれしいことは人に話すと二倍になります。
ただ、それは相手があってこそ。

だから、傾聴ボランティアや患者家族会等が話を聴いたり、寄り添ったりすることは価値があるのです。

これは、ボランティアや患者家族会に限ったことではなく、日常でも重要です。
普段、友だちと話すときには必要ないかと思いますが、相手がなんだか元気がないなー、と感じる時には、相手の話に耳を傾けて、何を言おうとしているのか聞いてみてあげてください。
相手がつらい気持ちをうまく吐き出せたら、きっと元気になってくるはずです。

注意点としては、相手が、「こんな悲しいことがあってね・・・」と話し出したら、「そうそう、私もこの前、こんな悲しいことがあったのよ。」と話をとってしまうことが無いようにご注意ください。
合いの手は入れながらも、話の主体は相手です。


傾聴のテクニックは多々ありますが、それは調味料のようなもので、メインは話をちゃんと聞こうとする心構えです。少しくらいテクニックがまずくても、「話を聞いてるよ」という思いは話し手にもきっと伝わり、元気づけることができると思います。

2012年12月26日水曜日

中小企業診断士試験に合格しました

本日、中小企業診断士試験に合格しました。
勉強開始から丸3年かかりました。
ようやくコンサルタントとしてスタートできて、動き始めることができます。
(実際には、まだ登録まで実務補習が必要なのですが。)

独学なので我流の部分もあるとは思いますが、診断士資格取得を目指す方のアドバイスも少しはできるかと思います。

コンサルタントとして経験を積み、また勉強も継続して、実力をつけようと思います。
人が日々満足して生きれるように、コンサルタントとして仕事という面から関わっていきたいと思います。

2012年12月7日金曜日

中小企業診断士二次試験結果


中小企業診断士二次試験の筆記試験に通過しました。

結局、二次試験は三度も受けました。
三度目の正直でようやく通過できました。

過去二年は自分の思う回答を答案に書いていました。
自己満足の答案だったと思います。
今年は、初めて「ふぞろいな合格答案」を手にしました。
本書を読んで、どんな答案を書くべきか見えた気がしました。
合格者が書いていて、自身が書いていないものは何かを考えました。
「ふぞろい・・・」に書かれている答案は、問題文から導くことができるものです。
「ふぞろい・・・」レベルの合格答案ならば、勉強すれば自分でも書けると感じました。
予備校・受験校の模範解答は、問題文や与件からは離れてしまっていると感じるものもあり納得できないことが多かったです。

また、今年は、関西(大阪)で二次試験の勉強会を開かせてもらいました。
勉強会に参加していただいたみなさま本当にありがとうございました。
勉強会があったので、モチベーションを保って勉強することができました。
過去二年は一人で悶々としていたので、仲間と呼べるみなさまと試験についてああだこうだと話すのは、勉強にもなり、楽しくもありました。
また、実際に参加者のみなさんの回答と自身の回答を比較すると自分が横道にそれた回答を書いてしまっていることも実感できました。

「ふぞろい・・・」で勉強して、勉強会で実践する。
ということで、今年、合格答案が書けたのは、
「ふぞろいな合格答案」と勉強会に参加していただいたみなさまのおかげです。

二次試験を一人で勉強するのは、とても大変だと感じました。
けれど、関西では、独学者向けの二次試験勉強会はあまりありません。
もし、これから先、「関西で二次試験勉強会を開催したいけれど人数不足だ」、というようなお悩みを持つ方がおられましたら、できるだけご協力させていただきたいと思います。
それが、私にできる恩返しだと思いますので。

いろいろとえらそうなことを書いてしまいました。
本当はただ単に運が良くて、採点者と相性が良かったり、ギリギリでラインを越えただけかもしれません。
本当に謎に包まれた試験だと思います。

まずは、来週の口述試験に向け、勉強を再会しようと思います。