2006年7月3日月曜日

夏休み (その他)




『夏休み』

春から夏にかけてがんばった人に与えられるお休み。

そう考えると、大学1年から3年までは、普段から休みのようなものだったので、あれは夏休みではなかったのだろう。
中学・高校は部活をしていたから、休みという感じではなかった。

ぼくにとって最後の夏休みは小学校6年の夏だろうか。

この小説では、10代の夏休みが描かれている。
みんな、何かしら成長している。

実は、人間が成長するのは、学校から離れ、夏休みという非日常の時なのではないだろうか。

ぼくも、日常からではなく非日常の時にこそ、成長している気がする。

でも、気がするだけで、日常でも成長しているのだろうけれど。

そんなこんなで、子どもから大人への階段のような夏休みが描かれた小説たちが収められている。

一つ一つの小説も短く、かつおもしろく、かなりオススメな一冊です。

2006年6月29日木曜日

生命を語る視座 (その他)




生命科学の成果を医療に応用するかしないかの判断基準を、技術的に可能かどうかではなく、実施していいか悪いかという観点から述べた、というもの。
著者も冒頭で述べているが、日本の社会では、見解の積み重ねが乏しい。
だから、個人が「クローン」「ゲノム」「移植」などを考える時に、思い込みや偏見、誤解にとらわれてしまっている。
著者は幅広い知識と深い思考から、そんな誤解を解きほぐし、公正な視点を提供してくれる。
また、この本の基本となっている、実施していいか悪いか、という著者の視点が実に的を得ていて、また、日常見失いがちである。
例えば、「自分の生命は自分のものか」というような「所有」の観点から考えたり、「生命にとっての安全について」といった「安全」という観点から考えたりと、非常に新鮮である。
そして、「所有」や「安全」といった観点は医療の問題だけでなく、日常の思考や今後の人生の歩みを確かなものにしてくれるだろう。
大学受験科目の『現代国語』を思い出させるが、今では大いに楽しめ、有意義な文章である。

2006年5月27日土曜日

いのちの授業 (その他)




過去にNHKの番組で、神奈川県浜之郷小学校と大瀬校長のことは知っていたが、本屋でふと見つけて、あらためてきちんと読んでみようと思った。

おれは授業がやりたいんだ、とあらめて思った。
自分が生徒に伝えたいことを明確な言葉にすることはまだできないけれど、大瀬校長のビジョンにはとても共感した。

浜之郷小学校の理念である
 「私は あなたといます
  私は あなたと
  学び育ちます」

これこそ、今のおれのはたらくの理念でもある。

大瀬校長の言葉を聞き、浜之郷小学校の教師の授業を知ることで、自分の仕事の輪郭がまた一段と明確になった。

2006年5月10日水曜日

1歳から100歳の夢 (その他)




それぞれ年の違う100人の人間。
それぞれ違う顔の100枚の写真。
それぞれ違う100個の夢。

でも、みんな同じように輝いている。

夢を話す少年・少女はまさしく輝いている。
夢を語る青年・女性は燃えている。
夢見る頃をすぎたお父さんお母さんは温かい。
夢を支援するおじいちゃんおばあちゃんは強い。
そして人生を生き抜いてきた大おじいちゃん大おばあちゃんは、今、夢を生きている。

みんな、きれいな目をしている。
そんな目を見ると泣けてくる。

ぼくも夢を見て、夢を育て、夢を叶え、夢を支え、夢に生きたいと思う。

できれば、100歳まで生きたいなぁ。

何かに迷っている人、この本の中に答えのヒントがあると思いますよ。

2006年3月26日日曜日

落ちこぼれ (その他)




僕も落ちこぼれです。
でも、詩にもあるように、落ちこぼれは生き方であって結果ではありません。
エリートとしては生きていけない自分の弱さを受け入れ、落ちこぼれとして落ちこぼれの良さを大事にして生きていきたいと思います。

2006年3月20日月曜日

愛することと優しさについて (その他)




詩を読むことで人間の本質に触れることができる。

この著者の詩は僕の欠けてる部分をさらけだしてくれる。

胸を衝かれる詩が沢山です。

また、今までうまく言葉にはできなかったけど、何かにつけて大事だと思ってたんだよ、このことを。ってな詩とも沢山出会えます。

自分を見つめなおすことができる本なので、恋している時・迷っている時・怒っている時など折に触れて読んで欲しい本です。

2006年1月27日金曜日

会社を変える社員はどこにいるか (その他)




僕はセキュリティコンサルティングを行っているが、テーマは違えどとても参考になった本。

成果主義の3段階はセキュリティの3段階にも応用できるだろう。

今のセキュリティ業界は、セキュリティマネジメントを行うための環境を作っているだけだ。

暗号化とかPC管理とか、人間をおざなりにしている。本質的なコンサルティングを行っているところはほとんどない。

結局のところ、会社を構成しているのは人である。

会社のセキュリティ対策は、人間のセキュリティ対策なのだ。

人間を無視したコンサルティングは上手くいくはずはないのだろう。

人材コンサルティングのノウハウを記した本書は、僕にとってはとても価値のある一冊だ。