2011年3月20日日曜日

「もうこの会社やめたい」と思ったとき読む本 (16/100)




16冊目は、
「もうこの会社やめたい」と思ったとき読む本
古田英明+縄文アソシエイツ 著
大和書房
です。

この本では、転職を考えている人に対して、転職とはどういうものかということを教えてくれます。
この本を読むと、心が楽になります。仕事や転職について、著者のホンネが書かれているからだと思います。人生の先輩から、アドバイスを受けているように思いました。

人間の活性化を考えるとき、仕事は大きな要素です。いきいきと仕事ができれば活性化するでしょうし、いやいや仕事をしていれば活性化できません。
いやいや仕事をしていると、「転職」ということが頭に思い浮かびます。

著者は安易な転職はしない方がいいと言います。
「成功の基本は踏みとどまること」、とまで言います。

つまり、時代の潮流であるような、キャリアアップ志向にのっとり、仕事を転々と変えていくようなことはしない方がよいと述べています。目の前にあることを一生懸命に取り組む事が基本だと述べます。転職は、やるだけのことをやってからすべきだ、ということです。
もちろん、非社会的な事業の会社や、パワハラを受けた場合には、会社に残る必要はないと思います。ただ、そうではなくて、仕事環境が少し悪くなっただけで、転職しようとしているようではいけないと述べているのです。

例えば、営業において“お百度参り”を紹介しています。これは、ビジネスを獲得するために、見込み客の元へ100回訪問しようというものです。100回行っても相手にされなければ、「残念ながら今回の人生ではご縁がなかったんだな」と思える、というのです。
仕事を辞める前に、もう一度徹底的にやってみようと提案しています。

とくに共感した言葉は、「会社を辞めたい理由が多くでてきたら、本心は辞めない方がいいと思っている」、というものです。確かに、本心で辞めない方がよいと思っているからこそ、辞めたい気持ちを正当化するために、辞めたい理由が多く出てくるのでしょう。辞めない方がよいというのは、まだ、その会社においてやり残したことがことがあるということです。
徹底的にやって、本心からこの会社にいるよりも辞めた方がよい、と思えるときは、辞めるかどうか迷うことも無く、選択肢は退社の一つしかなくなります。

そして、転職する際のアドバイスとして、「経営者の志に共感できる会社を選べ」と述べています。「もし、経営トップに会えないときは、その会社を代表している人事部長を見る」と良いのだそうです。人事は会社の重要部門であるから、志ある経営者であれば、人事部長を信頼できる人に任せているはずだからです。高い志をもった経営者の下で働けば、必ず成長できると述べています。

著者の述べていることは、仕事に限ったことでなく、物事を行うときの基本だと思います。安易に辞めて後から後悔してしまうタイプの人は、何かがいやになって辞めたいと思うとき、一度読んでみられてはいかがでしょうか。

1 件のコメント:

  1. 夫婦生活の成功の基本も「踏みとどまること」でしょうか。

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