10冊目は、
マッキンゼー事業再生
ダイヤモンド社 です。
マッキンゼーが著者であり、コンサルティングがテーマです。そのため、自身の将来のイメージに近く、自身が活性化しました。特定の人物ではありませんが、ロールモデルに触れたような感覚です。経営者のインタビューもあり、臨場感があり、ケース学習のように疑似体験できます。
ただ、ピンとこなかったのは、「企業価値」という概念でした。自分の経験が中小企業であり、株式公開をしていないからかもしれません。
事業再生は、英語ではターンアラウンド(業績の急回復や方向転換)というようで、財務面のみならず、事業面の立て直しが必須とのことです。当然といえば当然ですが、現実には財務面だけの立て直しも多いとのことです。事業の立て直しとは、当該事業から十分なキャッシュフローが生み出されるようにすることであり、日本には、事業再生に長けた人は少ないとのことです。確かに、日本の中小企業の約4割の経常利益率はマイナスであるので、数十万の企業は十分なキャッシュフローを生み出していないと思われます。海外の数値は不明なのですが、日本の企業は経営が下手なのか、日本の市場がいけないのでしょう。
本書内の興味があったテーマとして、「組織改革」がありました。組織改革は、失敗に終わることが非常に多いとのことです。そして、失敗に終わると、社員間の雰囲気は改革前よりも悪くなるというリスクもあるとのことです。
そこで、組織改革を行う際は、
1.組織改革が本当に必要なのか
2.それで何を実現したいのか
を明確にすべきとのことでした。例えば、人員削減は、人員削減として行われるべきであり、組織改革の名の下に行われるべきでない、とありました。
本書は、いろいろなシリーズになっていますが、今は、コンサルティングの仕事をしていないので、現時点では、どんな内容が書かれているのかを知る程度にしておき、いざ、コンサルティングの仕事ができるようになったときに、必要なところを再読したいと思います。
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