2013年1月20日日曜日

ブラックジャックによろしく (その他)




ブラックジャックによろしく
佐藤秀峰

中小企業診断士は企業のかかりつけ医と言われます。
そう考えると、コンサルタントは企業の医者だと言ってよいと思います。
そして、医者にはそれぞれ専門があるように、コンサルタントにも専門があり、事業再生のコンサルタントは救命救急にあたるのかな、と思います。

医療に関する本の内容は、コンサルティングに通じる部分があると思います。
本書を読む中で、コンサルティングへの心構えを新たにすることができました。

・人を助けたいと思うこと
・クライアントのことを考えること
・つらい現場から目をそむけないこと
・逃げないこと

どれも大切なことですが、“重い”ことでもあります。
その重さに耐えられず、どれもそこそこにしてしまうというのはよくあることだと思います。
また、医療現場の、いろんな人の思惑・利害関係により、大切なことが後回しになってしまうこともあるのでしょう。

作者はそれら大切なことが後回しになっている現実を描くことで、疑問を投げかけているのだと思います。
フィクションですので、もちろん誇張はあるのでしょうが、作者が訴えていることは大切なことだと思います。

大切なことをきちんとすること。
それは、王道を行くことだと思います。
昔、訪問した企業のオフィス内に、
「小なりとも王道を行く」
という言葉が掲げられていました。

この先、王道を踏みはずしたり、歩むのを止めてしまう可能性はゼロではないと思います。
ただ、もし、そのようなことをしてしまっても、また、王道に帰ってきたいと思います。
そして、そういった時に王道を歩こうという気持ちにさせてくれるのは、本書のような存在なのだと思います。

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